ぼくには、愛媛県でひとり暮らしをしている高齢の母親がいます。 元気にしてるかな?と思ってたまに電話すると、最後の方なんだか謎のお説教をされたりするんですよね。母親の愛情と心配は紙一重。しょうがないと半ば諦めていました。
なぜそのようなことが起こるのでしょうか? 例えば電話やLINEといったこれまでの通信手段は、”ことばを使って相手に主張を伝える”という設計。なので、やりとりにコミュニケーションコストが発生するんです。 相手に対する期待、余計な一言、解釈の食い違い、時間を奪ったり奪われたりー。 感謝や愛情をシンプルに伝えるのって意外と難しい。でもこのまま母親が死んでしまったら「もっと感謝を伝えたかったな…」と後悔することでしょう。
OQTAの鳩時計はスマホのボタンを押すだけで鳴らすことができるんです。実家の母親にプレゼントして「お母さんのことを思ったらこのハトを鳴らすね」と言って鳴らすと「あ!いま自分のことを思ってくれた」と大喜び。7年たった今でも「飽きない」んだそう。ハトの音に、子育て時代の苦労や楽しかった風景を思い出しているのでしょうか。
愛情の反対は無関心。そこにコトバは必ずしも必要ではなかったのです。自分が大切に思っている誰かに思われること、思い出されることで、その人の自己肯定感をあげてくれるシンプルな仕組み。 それがOQTA Heart Poppoなのです。 ハトの音に乗って届くあなたの想いが、誰かの寂しさを癒やす効果をぜひ味わってください。
OQTA Heart Poppo の特徴
01
贈る
想いを届けるストーリーは、相手にHeart Poppoをプレゼントするところから始まります。設定自体は簡単で、専用アプリを使いBluetoothとWi-Fiの接続設定を完了したら、あとは世界中どの場所からも、アプリのボタンを押すだけ。相手のハトを鳴かせられるようになります。 「あなたのことを想ったらこのハトが鳴くからね。」と伝えて眼の前で鳴らせば、その時からハトの音の意味は時報から”想い”に変わります。
02
想う
ふと相手を思い出したら、ボタンをタップする。 鳩時計からの返信はできませんし、履歴も残りません。もちろん鳴いたとき相手が家にいないこともあるでしょう。聞いているかもしれないし、聞いていないかもしれない。だから、気楽に押せるし、相手は返事をしなければならないプレッシャーも感じません。余白のある距離感が、ゆっくりと絆を育みます。 鳩を鳴かせた履歴は自分のアプリだけに記録。「こんなタイミングで、こんなに相手のことを想ったのか」と、想いの数だけ振り返ることができます。
03
繋がる
1対1から1対8まで。いろいろなカタチの絆が作れます。 メールやQRコードによる招待で、ボタンを押せる人を最大8人まで増やすことが可能。私たちはこの「8」という数が、純粋な想いを送るコミュニティとして、ちょうどいい上限だと考えています。 「ハトを鳴かせてくれたのは誰だろう?」「ハトが鳴ったよ」「鳴かせてみて?」「ハト鳴いてる?」なんでもない日常にHeart Poppoがあることで、誰もがほっこりするコミュニケーションが生まれます。
04
眺める
ハトを鳴らしたあと、お祈りマップを開いてみてください。 あなたの想いが飛んでいく軌跡を、宇宙視点で眺めることができます。 この祈りの軌跡は、GPS情報からリアルタイムに反映されていて、今この瞬間、誰かが誰かを思っている様子がわかります。 国境も言語も人種も関係なくみんなの「想い」が飛び交う様子を楽しんでください。お祈りマップは今後も進化していきます。
Service
OQTA HATO しろ
丸みを帯びたシンプルなデザイン。 成形品でありながら、仕上げにこだわった石膏像のようなマットなテクスチャ。 鳩の声は笛を吹くように空気を押し出して音が鳴るこだわりのふいご式。ふいご機構は国内唯一のリズム時計工業製。 電子音とは違う柔らかな鳩の声が部屋に響きます。




インフォメーションからエモーションへ
OQTAに込めた想い
インターネットは人類を幸せにしたのか
インターネットが登場して30年、私たちの生活は飛躍的に便利になりました。しかし、その一方で誹謗中傷、分断、ゴシップ、フェイクニュースの氾濫など、人々を苦しめる側面も生まれています。 私たちは本当に幸せになったのでしょうか? これ以上のスピードや便利さを追い求めるのではなく、むしろ「人と人が心でつながる」新しい形のコミュニケーションを模索すべきではないかと考えています。
テクノロジーを通じて想いを届ける世界へ
資本主義の仕組みの中で加速し続けるこの流れを、私たちは止めることはできません。しかし、新しいインターネットの世界を創ることはできます。それは、単なる情報のやりとりではなく、「言葉を超えた想い」や「祈り」を伝える世界です。 OQTAが目指すのは、インフォメーションからエモーションへ。 テクノロジーを使って、大切な人へ「想い」を届ける新しい形を実現します。
親への想いをカタチにする鳩時計
私たちが特に届けたいのは、団塊ジュニア世代とその親世代です。 子育てを経験し、ようやく親の苦労がわかるようになった世代。しかし、忙しさの中で感謝を伝える機会は少なく、気づいた時には親は晩年を迎えている——そんな経験をする人も多いのではないでしょうか。 OQTAの鳩時計は、言葉を使わずに「あなたを思っています」という気持ちを届けることができます。 仏教では、亡くなった先祖への祈りが代々受け継がれています。同じように、生きている人同士が「想いを届け合う」ことは、心を豊かにし、自己肯定感を高める大切な営みです。私たちは、この文化をテクノロジーで支えたいと考えています。
言葉を超えて広がる世界
OQTAの鳩時計は、宗教・人種・国境・文化を超えて、大切な人へ想いを届けることができます。 私たちはこのサービスを通じて、世界中に「想いが飛び交う」温かな社会をつくることを目指しています。ローンチから7年が経った今でも、世界に類似するサービスはありません。それは、OQTAが単なる便利さを目指したガジェットではなく、人々の根源的な想いや祈り、日本の“余白の文化”——言葉にしないからこそ伝わる想い——を大切にしているからです。 さらに、このプロジェクトには特別な背景があります。一度はサービスを終了しましたが、多くの方々の声に応え、2024年に復活しました。“祈りのインターネット”として、新たな挑戦を続けています。
一緒に新しい世界をつくりませんか?
OQTAが生み出すのは、インターネットの新しいカタチです。 情報のやりとりではなく、心のやりとり。 便利さではなく、ほっこりとしたあたたかさ。 この想いに共感していただける方とともに、新しいエモーションの世界を広げていきたいと思っています。 OQTAは本気で世界を変えていくサービスだと信じています。 私たちと一緒に、新しい未来をつくりませんか?
Media
OQTAに寄せられた声
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関係がこじれた実家に、遠隔で鳴かせる「鳩時計」を設置したら起こった、想像以上のできごと。
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おもちゃクリエイター 高橋 晋平氏が人生を賭ける鳩時計『OQTA HATO(オクタ ハト)』があたたかい
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見せる育児に共感。漫画家・宮川サトシさんのストレス解消法は「夜会」にあり
メディア掲載・受賞歴
Supporter
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私たちのサービスは、「大切な人に想いを届けたい」 「親に感謝の気持ちを伝えたい」と思うサポーターの皆様からの寄付と支援により成り立っています。
いただいたご支援は、新機能の開発や日本人が大切にする余白文化の世界展開など、インターネットの未来を変える活動に活用させていただきます。
便利さよりも温かさを。 情報よりも感情を。 言葉よりも想いを。OQTAが大切にする価値を守り、広げるために、あなたの力を貸してください。
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